概要
アドソル日進㈱(東証PRM3837)は、2023年5月25日、2026年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「New Canvas 2026」を発表した。
2026年3月期の数値目標は、売上高150億円(2023年3月期実績128億円)、営業利益15億円(同12億円)、営業利益率10%以上(同9.4%)、とした。
施策
- 創業来のエネルギーシステム対応を基盤に、増加するエネルギーインフラ投資(従来型&新エネルギー&次世代エネルギー)を積極的に取り込み、事業拡大を通じてカーボンニュートラルの実現に貢献。
- 社会インフラシステム(B2B)に、生活に密接するICTシステムで培ったノウハウを融合し、豊かな生活に貢献する「スマートインフラ/ライフ・システム(B2B2C)」の対応を強化し、スマートシティの実現に貢献。
- 様々な「デジタルデータ」の利活用と、経営課題解決に応える「DXシステム」のワンストップ提供を通じて、お客様のデジタル経営やビジネス変革に貢献。
- 中部地区に根付いたエリア戦略の推進。空白エリアをカバー。
- ワールドワイドに展開する最先端テクノロジーやソリューションの、「国内共同展開(日米欧連携)」を推進。
所感
同社は、利益成長型企業を見据えて投資を強化する。具体的には、ICTシステム開発対応力強化(海外オフショア強化、国内パートナー強化)、コンサルティング対応力強化(人員増、上流工程へのシフト、営業力提案力強化)、エンジニアリング・サービス高度化(PM・PMOシフト、強み特化/業種特化)、プロダクト・サービス拡充(ストック化、アセット化)、最新テクノロジービジネス適用(データ利活用時代の新技術(AI等))、を進める。DX・デジタル化による企業変革、デジタル・データを利活用した新サービスの創出等によって、同社の更なる成長が期待される。
「新・中期経営計画(2024/3~2026/3)」策定に関するお知らせ
以上
株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所