概要
大末建設㈱(東証PRM1814)は、2023年10月26日、土木工事業を手掛ける㈱神島組(2023年5月期純資産1,922百万円、総資産2,146百万円、売上高944百万円、営業利益515百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
神島組は、環境に配慮した割岩工法で振動・騒音等の公害を抑えた技術を開発し、独自かつ多彩な特許工法を強みとして、割岩(ダムやトンネルなどの山岳土木工事や、河床の掘削工事、山地や丘陵地での造成工事などに伴い、発生した岩盤や巨岩を特殊な技術を用いて破砕し、除去する工事)という特殊土木領域において高い収益力と国内での豊富な実績を有している。同社は、神島組を買収することで、土木事業へ再進出する。
所感
同社は、マンション市場が構造的に縮⼩する中で、マンション事業で売上規模を維持しつつ、一般建設・リニューアル事業の強化を加速させる方針を打ち出している(非住宅投資は、更新やリニューアル等の需要を背景として比較的堅調に推移する⾒込み)。本件M&Aは、同社のソリューション強化に資するものであり、同社の今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆
以上
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