概要
橋本総業ホールディングス㈱(東証PRM7570)は、2023年5月11日、積水化学工業㈱の100%子会社である山陰セキスイ商事㈱(財務数値は非開示)の株式の100%を取得し子会社化すると発表した。
狙い
橋本総業ホールディングスは「設備商品の流通とサービスを通じて、快適な暮らしを実現する」という基本理念のもとに、全国どこでも対応できる体制づくりを推進し、社会に貢献できる企業を目指している。山陰セキスイ商事は、山陰地区において衛生陶器・住宅設備機器等の販売を行っており、同社株式取得後は、同社を山陰地区の重要な営業拠点と位置づけ、同地区における事業展開を更に推し進める。
所感
同社は、1955年2月に、山陰セキスイ商事の親会社である積水化学工業㈱の塩ビ管、ポリエチレン管等化成品類の代理店となった経緯があり、現在も営業上の取引があるなど緊密な取引関係にあるとみられる。現在、同社は、山陰セキスイ商事に対して衛生陶器等を販売しているが、今後は、山陰セキスイ商事の顧客基盤を獲得することで、山陰地区での業容の更なる拡大が期待される。
以上
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