ヘリオスが医療用医薬品卸のアルフレッサ㈱との業務提携を発表

概要

 ㈱ヘリオス(東証GRT4593)は、2024年6月5日、アルフレッサ ホールディングス㈱(東証PRM2784)の子会社で医療用医薬品、医療機器、医療用検査試薬、介護用品、健康食品、一般用医薬品等の卸売販売を手掛けるアルフレッサ㈱(2023年3月期純資産263,843百万円、総資産970,551百万円、売上高2,189,927百万円、営業利益22,186百万円)との業務提携を発表した。

狙い

 同社は、MultiStem®のグローバル展開を目指し、脳梗塞急性期、ARDS等を対象とした細胞治療薬に関する開発パイプラインを推進している。加えて、それらの生産量の増加に伴い細胞培養の過程で生じる大量の培養上清の実用化を目指した研究を進めるとともに、細胞・遺伝子治療業界が直面している、超低温での輸送・保管といった物流上の課題に対する有望なソリューションとして期待される細胞製品凍結保管装置としてSIFU™を、将来のビジネスドメインに位置づけ、研究開発を推進している。一方、アルフレッサは、お得意様や患者様が必要とする医薬品等を必要な時に、必要な量を、必要な場所へ「安心・安全・高品質」にお届けする社会的使命を担っている。再生医療等製品の流通においても安定供給に貢献すべく、再生医療流通ステーションと再生医療等製品保管庫を設置し、流通を受託できる環境を整えるとともに、輸配送のノウハウ向上も継続して図っている。本業務提携により、両社の持つノウハウや技術を結集し最大限活用することにより、いまだ有効な治療法のない疾患に苦しむ患者の皆様に一日も早く治療法を提供し、日本における再生医療の実用化並びに拡大を目指す。

所感

 同社は、アルフレッサに体性幹細胞再生医薬製品MultiStem® (HLCM051)を含む同社パイプライン製品の日本国内における独占的卸売販売権及び本パイプライン製品に係る治験薬の日本国内における独占的な輸送・配送に係る権利等を付与すると共に、アルフレッサを引受人とする普通社債を発行する。本件業務提携は、同社研究開発力強化に資するものであり、同社の今後の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

アルフレッサ社との業務提携基本契約及び社債買取契約締結のお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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