概要
マクニカホールディングス㈱(東証PRM3132)は、2023年11月27日、集積回路・半導体素子・表示デバイス及びその他の電子部品・機器等の販売、ソフトウェア開発及び電子機器の開発・設計を手掛ける㈱グローセル(東証PRM9995、2023年3月期純資産24,677百万円、総資産37,784百万円、売上高68,295百万円、営業利益1,260百万円)を完全子会社化することを目的とする一連の取引の一環として、グローセルの普通株式を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。
狙い
- 既存事業における顧客層の拡大。
- 人員強化による事業拡大機会の獲得。
- 独自事業の競争力強化。
- 業務効率化による経営基盤強化・生産性向上。
- グローバル対応力の強化。
所感
同社は、半導体事業において、成長ドメインにおけるシェア拡大、付加価値ソリューションの拡大、長期成長に向けた商材開拓、グローバル戦略等に取り組む方針を打ち出している。また、ネットワーク事業において、セキュリティビジネスの拡大、Big Dataビジネスの拡大、アプリケーションビジネスの拡大、グローバル戦略等に取り組む方針を打ち出している。本件M&Aは、同社顧客基盤及び商材の拡大に資する戦略的M&Aであり、同社の更なる飛躍が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
マクニカホールディングス株式会社の完全子会社(株式会社マクニカ)による株式会社グローセル株式(証券コード:9995)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ
以上
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