日本郵政が総合物流のロジスティード㈱との資本業務提携を発表

概要

 日本郵政㈱(東証PRM6178)は、2025年10月6日、総合物流サービス業を手掛けるロジスティード㈱(2025年3月期純資産642,485百万円、総資産1,755,000百万円、売上収益910,742百万円、営業利益37,033百万円)との資本業務提携を発表した。

狙い

 ロジスティードは、アジア・パシフィックNo.1の3PL実績を誇り、グローバルネットワーク、多様で大口の顧客基盤、高いオペレーション遂行力を有している。日本郵政は、ロジスティードと資本業務提携することで、国際物流事業の拡大に加え、一層の強化領域と位置付けていた国内企業間物流分野の更なる拡大を実現し、ラストワンマイル、国内配送、国内企業間物流・国際物流のすべてを一気通貫で運営できる総合物流企業を目指す。

所感

 日本郵政は、2024年5月に中期経営計画「JPビジョン2025+」を公表、日本郵政の最大の強みである郵便局ネットワークを活用し、これまでになかったグループ外の多様な企業等との連携を行うことで、地域において生活する顧客が、安全・安心で、快適で、豊かな生活・人生を実現することを支えるため、顧客と地域を支える「共創プラットフォーム」の実現を目指している。これまで、成長分野である物流や不動産への資金や人材の積極的な配分を推進しており、トナミホールディングス㈱を完全子会社化するなど、他社との提携・協業等の取り組みを加速させている。本件資本業務提携は、日本郵政の経営基盤強化に資するものであり、日本郵政の更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

当社子会社(日本郵便株式会社)によるロジスティードホールディングス株式会社に対する株式の取得に関するお知らせ

以上

M&A・アライアンス組成の三澤公認会計士事務所

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