概要
JIG-SAW㈱(東証GRT3914)は、2023年11月2日、日本電信電話㈱(東証PRM9432)の子会社で東日本地域における電気通信業務、附帯業務、目的達成業務等を手掛ける東日本電信電話㈱(2023年3月期純資産2,179,096百万円、総資産3,444,357百万円、営業収益1,397,754百万円、営業利益237,259百万円)との業務提携を発表した。
狙い
同社は、東日本電信電話との間で、スマートホームの世界標準規格「Matter」に対応したスマートホーム向けのゲートウェイおよびソフトウェアサービスの領域において、共同でのサービス開発・提供を行う。本取り組みの第1弾として、Matterを活用してスマートホームに取り組みたいと考える企業毎のニーズに応じて柔軟に活用できるMatter対応ゲートウェイのプロトタイプ開発に取り組む。これにより、Matterの普及を推進し、スマートホーム領域全体の発展を実現することで、社会的ニーズの充足に貢献することを目指す。
所感
同社は、多種多様な機器・ハードウエア基盤に内蔵可能なIoTデータコントロールソフトウエアをベースにしたライセンス、IoT管理、オペレーションサービス、組み込みIoTエンジンのOEMライセンスのグローバル提供及びサブスクリプション管理等のIoTデータコントロールサービスを展開。IoTライセンスビジネスの提携先であるグローバル企業との取り組みを加速し、全世界のあらゆる施設や多くの業界の機器・プロダクトを製造する事業体との連携を目指している。本件業務提携は、同社IoTデータコントロールサービスの強化拡大に資するものであり、同社の更なる飛躍が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
以上
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