概要
㈱マルイチ産商(名証MN8228)は、2026年5月21日、2031年3月期を最終年度とする5か年の中期経営計画2030を発表した。
2031年3月期の数値目標は、営業利益50億円(2026年3月期実績25.9億円)、ROE9.5%(同7.0%)、時価総額450億円以上(同約270億円)とした。
施策
- 流通システムの高度化:調達、加工、物流など商品を生産者・製造者からユーザーへ届ける一連のプロセスにおける各機能をアナログパワーとデジタル技術の融合によって構造的に強化/効率化し、マルイチ産商の流通の仕組みそのものの付加価値を高める。
- グループシナジーの最適化:連結経営方針の考え方をさらに進捗させ、単体・関係会社間に加え、単体の事業部・事業部間、関係会社・関係会社間においても意識的に事業連携を図り、グループ全体及び各社が持つポテンシャルを最も効果的に発揮する。
- 未来の収益源構築:残課題の解決(赤字部門の解消)を通じて経営の効率化・リソース創出を図るとともに将来マルイチ産商が事業収益の創出に困ることが無く持続的に成長するため可能な限り多くの布石を打つ。
所感
マルイチ産商は、水産物、畜産物等の生鮮食料品及び同加工品ならびに一般加工食品の卸売を主な内容とし、一部水産物、畜産物等の加工品製造、養殖事業、物流事業等の活動を展開。本中期経営計画では、計画期間を従来の3ヶ年から5ヶ年に拡大した上で、「地域のスペシャルパートナー」として販売と調達が完全連携した全国戦略へと深化させることで、企業価値の向上を目指す。新規商圏の開拓に向けた同社の今後のM&Aが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆☆
以上