マルイチ産商が養殖魚の㈱ダイニチの株式取得(子会社化)を発表

概要

 ㈱マルイチ産商(名証MN8228)は、2024年9月13日、飼料・資材事業、水産事業、水産養殖事業を手掛ける㈱ダイニチ(2024年1月期純資産4,462百万円、総資産11,058百万円、売上高26,232百万円、営業利益1,466百万円)の株式をJ-STAR㈱(プライベートエクイティ投資事業・投資助言業)より取得し、子会社化すると発表した。

狙い
  • 養殖魚事業のプロフィットプールの構造的変化への抜本的対応策:主に甲信越および関東、中京エリアの量販店を主な販売先とし、水産物の販売に強みを持つマルイチ産商と、国内水産業界における将来的な成長ドライバーである国内業務筋市場と海外市場へのアクセス権を持つダイニチは事業の親和性が高く、事業シナジーの創出により協業型の国内養殖ビジネスモデルを強化し、国産養殖魚の流通に革新をもたらすことを目指す。
  • 体制と利益目標:国内養殖事業専門の推進事業部の設立など実行体制を固め、シナジー創出と新規市場の開拓や新規事業への参入等により、2035年までに営業利益ベースで20億円の新たな利益創出を目指す。
所感

 マルイチ産商は、中長期的な経営ビジョンに「地域のスペシャルパートナー」を掲げ、国内天然魚の水揚げ量減少や、世界的な魚食需要の増加など国内漁業環境が変化する中、水産物養殖魚事業をコア事業のひとつに位置付けている。本件M&Aは、マルイチ産商の養殖魚事業強化に資するものであり、今後のマルイチ産商の動向が注目される。

  • 挑戦度☆☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

株式会社ダイニチの株式取得(子会社化)及び資金の借入に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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