概要
日東精工㈱(東証PRM5957)は、2023年9月27日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。
現状評価
- ROE6.1%(2022年12月期)
- ROIC5.7%(2022年12月期)
- WACC6.7%
- エンタープライズ・スプレッド▲1.0%
- PBR0.59倍(2022年12月期)
方針・取り組み
- 事業セグメントの事業拡大に繋がるM&Aの実施。
- 成長性の高い環境事業への参入。
- 海外を中心とする新規顧客開拓。
- グループ間における経営資源の活用。
- 知財ビジネスの強化。
- 株主還元の一層の充実を念頭に、同社の持続的な利益成長を通じて、安定的な増配を目指す姿勢をより一層明確にするため、中期経営計画期間(2023年-25年の3ヶ年)を対象に、1株あたり18円を下限とした配当維持または増配を行う累進配当の導入。
- 余剰資金の変動に応じた機動的な自己株式取得の実施。
- キャッシュマネージメントシステム(CMS)による資金効率の最大化と負債の圧縮。
- 投下資本利益率(ROIC)管理による高利益体質への転換。
- 株主との対話の拡充。
- 英文開示の拡充。
以上
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