概要
リケンテクノス㈱(東証PRM4220)は、2023年10月30日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。
現状評価
- ROE7.5%(2023年3月期)
- PBR0.59倍(2023年3月期)
ROEは着実に改善してきているが、PBRは1株当たり純資産の増加に対して株価の上昇が弱く、1倍を下回る水準で推移している。この要因は、直近の2023年3月期においてROEは7.5%まで向上したものの、自己資本の積み上がりもあり株主資本コストを上回る水準まで達していないこと、同社の成長性について株主・投資家の十分な評価を得られていないことなどが影響していると分析している。
方針・取り組み
- 株主還元強化と政策保有株式縮減を中心に、バランスシートマネジメントを実施。政策保有株式縮減で創出したキャッシュは成長投資に活用し、新たな価値を創造。
- 3ヵ年中期経営計画「Challenge Now for Change New 2024変革への挑戦」の完遂。
- 成長投資を軸に株主還元とバランスのとれたキャッシュアロケーションを実現。ポートフォリオマネジメントを強化し、重点マーケットに経営資源を集中。
以上
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