住友精化が資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表(2023年11月)

概要

 住友精化㈱(東証PRM4008)は、2023年11月6日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。

現状評価
  • ROE7.2%(2019年3月期~2023年3月期、平均)
  • 株主資本コスト7.0%
  • エクイティ・スプレッド0.2%
  • ROIC6.5%(2019年3月期~2023年3月期、平均)
  • WACC5.6%
  • エンタープライズ・スプレッド0.9%

 PBR は、2018年度以降(過去5年間)1.0を下回っている。これは、営業利益が増加していないことに加えて、財務面では2016年度以降主に設備投資が低水準であったために現金・預金が増加したことなどにより、株式市場において同社の企業価値向上への期待を高められていないことがPBR1倍割れの主な要因であると考えている。また、今後の成長に向けた事業戦略や研究開発に関するステークホルダーへの説明を強化する必要があると認識している。

方針・取り組み
  • 中期経営計画の業績目標達成:吸水性樹脂製造設備増強などの取り組みを着実に実行。
  • 積極的な成長投資による、2030年度に向けた中長期目標の前倒し:社会全体のGHG排出削減に貢献するための技術開発と社会実装。吸水性樹脂の生産体制の拡充を含めた事業基盤の更なる強化。エレクトロニクスガスの供給体制構築への投資継続。吸水性樹脂、環境・エネルギー分野への研究開発リソースの重点配分。人的資本への積極的な投資。
  • ステークホルダーとのコミュニケーションの強化及び株主還元の更なる充実:IR体制・活動の強化。総還元性向の2023~2025年度の3ヵ年平均50%以上への引上げ。

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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