ウィルグループが中期経営計画(WILL-being2029)を発表

概要

 ㈱ウィルグループ(東証PRM6089)は、2026年5月14日、2029年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(WILL-being2029)を発表した。

 2029年3月期の数値目標は、営業利益47億円(2026年3月期実績30億円)、とした。

施策
  • 国内Working事業:「正社員・外国人HRビジネスの拡大」を戦略テーマとし、前中計で投資有効性が確認できた正社員派遣/請負及び外国人雇用支援、新たな成長オプションとして獲得した人材紹介を一層強化し、エッセンシャル領域を主戦場とすることで、再現性の高い利益成長を目指す。加えて、これまで一般派遣で培った採用・配置・定着のノウハウを活用し、より高い収益性と成長性が見込める領域へシフトする。
  • 海外Working事業:「生産性を重視した収益力の強化」を戦略テーマとし、既存の顧客基盤と専門性を活かしながら生産性向上を推進し、安定的な収益基盤の確立を図る。加えて、為替や政策変動のリスクを踏まえた収益管理を徹底するとともに、市場性と収益性を見極めながら、事業展開国の拡大や新領域参入を検討し、中長期の成長機会を探索する。
所感

 ウィルグループは、これまで主戦場としてきた建設や介護など、労働需給ギャップが大きく、AI・ロボット代替リスクが低い領域(=エッセンシャル領域)に今後も注力する方針である。M&Aは成長の重要な手段と位置づけ、技術者派遣、業界特化型BPO、Working事業の機能補完による売上・営業利益・生産性の向上を目的とする戦略投資型M&Aと、持続的な成長を見据えた新規探索を目的とする探索型M&Aを、異なる投資規律のもとで運用する方針を打ち出している。今後のウィルグループのM&Aアライアンス施策の動向が注目される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆

中期経営計画(WILL-being2029)策定に関するお知らせ

以上

M&A・株価算定で全国対応の三澤公認会計士事務所

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