A&Dホロンホールディングスが中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を発表

概要

 ㈱A&Dホロンホールディングス(東証PRM7745)は、2025年5月13日、2028年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を発表した。

 2028年3月期の数値目標は、売上高800億円(2025年3月期実績671億円)、営業利益117億円(同88億円)、ROE14.6%(同16.1%)、とした。

施策
  • 半導体関連事業戦略:ターゲット市場(アジア圏)におけるプレゼンス向上、電源・電子銃のグローバル展開によるグローバルシェア拡大。次世代CD-SEMのリリース 、電子ビーム技術を応用した革新製品の創出 、 AD/DA変換技術を用いた高付加価値製品の開発など新製品開発を推進。エー・アンド・デイ+ホロンの基礎技術の融合、 AIを活用した画像解析技術などの処理能力向上などグループ先端技術を強化。
  • 計測・計量機器事業戦略:重点地域(北米・中国)での販売強化、グローバルでのエンジニアリング機能強化によりグローバルシェア拡大。ラボ市場向け新製品開発(分析天びんなど)、ファクトリーオートメーション市場向け新製品開発(計量モジュールなど)、新たな規制に対応するタイヤ試験機の開発など新製品開発を推進。熱マネジメントシステムの開発、電動車向けエンジニアリングサービス拡大でエネルギーシフトに対応。
  • 医療・健康機器事業戦略:家庭向け血圧計のカバレッジ拡大、医療施設向け製品の未開拓国に対するプロモーション強化でグローバルシェア拡大。医療DX向けソリューションのグローバル展開を見据えた製品拡充、業界に先駆けた睡眠血圧測定可能な家庭向け上腕血圧計の開発など新製品開発を推進。産学連携によるイノベーション製品開発活動の推進、プロダクトバリューチェーンの強化など最先端技術へのアプローチと事業基盤の強化。
  • グループ機能戦略(マーケティング):世界各地域の市場を意識したマーケットインとプロダクトアウトの共存型モデルへとシフト。
  • グループ機能戦略(開発・生産): 開発機能の強化と生産機能の最適化により、市場競争力を強化。
所感

 A&Dホロンホールディングスは、本中期経営計画と同時に、「Sensing the Future~「はかる」を究め、世界を支える~」をスローガンに長期ビジョン2034を策定し、半導体関連機器、医療・健康機器及び計測・計量機器の製造・販売を展開。本中期経営計画では、長期ビジョンからバックキャストの考え方で設定した各事業の戦略およびグループ機能の強化に取り組む。また、本中計期間中は、M&A及びR&Dセンター、DX推進など継続的な成長に向けて3年間で最大150億円の投資を行い、企業価値向上を目指す。同社の今後の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆

長期ビジョン及び中期経営計画の策定に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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