概要
㈱キャピタル・アセット・プランニング(東証STD3965)は、2023年11月10日、中期経営計画(2021年10月~2024年9月)の数値目標の下方修正を発表した。
2024年9月期の修正後の数値目標は、売上高8,700百万円(修正前9,000百万円)、営業利益350百万円(同810百万円)、とした。
背景
2023年9月期の業績は、生命保険会社における受託開発プロジェクトの拡大に加え、銀行、証券会社向けにウェルスマネジメントプラットフォームシステムや確定拠出年金運用システムの開発等による受託開発売上や使用料課金も拡大したことから、過去最高の売上高を達成した。2024年9月期も、現状、金融機関受託開発業務について堅調な需要が見込まれているが、前期におけるコロナ禍終息後の大幅な受注増加の継続可能性をも考慮し、売上高は2021年11月時点の当初計画比300百万円減の8,700百万円に見直す。一方、2021年11月には想定していなかった新事業領域である生成AIを活用した新NISA向けアプリケーション開発等の先進テクノロジーに対する試験研究開発費の計上や、生成AI・ビッグデータ解析等の最新開発テクノロジーを有する正社員・外注社員に対する労務費外注費等の人的資本投資の増加、並びにオフィススペースの増床等、将来に向けた戦略投資に係る費用増が予想されるため、営業利益の目標値は当初計画の810百万円から350百万円に修正する。
以上
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