概要
インターライフホールディングス㈱(東証STD1418)は、2023年11月28日、AVC(オーディオ・ビジュアル&コントロール)機器設備のシステム構築販売・企画・設計から制作・施工・保守管理等を手掛ける㈱サンケンシステム(2023年7月期純資産306百万円、総資産585百万円、売上高828百万円、営業利益77百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
サンケンシステムは、官公庁や各教育現場、民間企業まで幅広い顧客に対して、AVC機器設備のシステム構築をお客様ごとに最適な専用AV設備として設計から製作・施工・保守まで一貫体制で支援できる他社にはない強みを有している。同社は、サンケンシステムを買収することで、クライアント拡大による販路拡大や製品サービスの開発、部材の共同調達、施工体制の見直しを行うなど、音響照明設備事業において新たな事業シナジーの創出を見込む。
所感
同社は、内装工事事業、音響・照明設備事業、設備・メンテナンス事業、人材サービス事業を手掛け、工事事業でのシナジー創出が狙える企業のM&Aに取り組む方針を打ち出している。本件M&Aは、同社音響・照明設備事業のソリューション強化に資する戦略的M&Aであり、同社の更なる成長が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
以上
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