ステムセル研究所が事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

概要

 ㈱ステムセル研究所(東証GRT7096)は、2023年6月28日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 周産期の組織に由来する細胞の処理及び保管を行う「細胞バンク事業」及びそれらの細胞を用いた再生医療の研究開発。「さい帯血」保管サービス、「さい帯(へその緒)」保管サービス、他。

強み
  • 民間さい帯血バンクのパイオニアとして全国の産科施設へのネットワークを構築。
  • さい帯血新規保管数シェア99.9%。
  • 日本初のさい帯保管サービスを開始。
中期経営計画

 2028年3月期の数値目標は、売上高6,000百万円(2023年3月期実績2,091百万円)、営業利益1,800百万円(同297百万円)、とした。

リスク
  • 「さい帯血」の再生医療分野での研究成果が想定通り進捗しない場合やその他の新たな治療法が出現した場合などは、同社の経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼし、事業継続が困難になる可能性がある。
  • 細胞バンク事業に係る法規制の改正・強化、新たな法規制が制定された場合、あるいはこれらの法規制を遵守できない場合、追加的な対応や事業への何らかの制約が生じることにより、同社の事業や業績に影響を及ぼす可能性がある。
  • 細胞培養加工施設における「特定細胞加工物製造許可」の取消等があった場合には、主要な事業活動に支障をきたすとともに同社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性がある。
  • 細胞の分離・処理作業に必要な試薬や長期保管用タンクの冷却用液体窒素の供給が滞ったり、必要な設備が正常に稼動しないなど細胞の輸送、分離、保管の品質維持に支障を来した場合には、同社の事業や業績に影響を及ぼす可能性がある。
所感

 同社2023年3月期業績は売上高が過去最高を更新した。同社は2023年3月期第4Qからサービス価格の5~6%%値上げを実施。2023年6月からはさい帯由来幹細胞培養上清液製造サービス(保管したさい帯の幹細胞を培養・増殖させ、幹細胞培養上清液を製造)を開始する。マーケティング・チャネルの多様化を推進し、細胞バンク市場が拡大することで、同社の更なる成長が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する事項

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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