概要
エイチ・ツー・オーリテイリング㈱(東証PRM8242)は、2024年5月15日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。
現状評価
- ROE5.1%(2024年3月期、実質)
- 株主資本コスト6.6%
- エクイティ・スプレッド▲1.5%
- ROIC4.7%(2024年3月期)
- WACC4.0%
- エンタープライズ・スプレッド0.7%
- 配当性向22%(2024年3月期)
- PER10倍(2024年3月期)
- PBR0.85倍(2024年3月期)
収益性改善により、PBRは改善傾向も1倍割れが続く。業界水準より低位にあるPERが課題。表面上のROEは資本コストを上回るが、実質ベースでは下回っており、今後もさらなるROE向上が必要。以前からの課題である収益性の低い非事業資産の活用を進め、WACCを上回るROICの安定的確保を目指す。
方針・取り組み
- 成長戦略の明確化:顧客基盤を活かした新たな収益源の開発・展開。顧客サービス事業(「食」「健康」)の立ち上げ・展開を継続・推進。顧客データ活用事業の始動。
- 高成長/高収益事業への集中投資:既存事業の深化と富裕層対応強化。阪急本店の「グローバルデパートメントストア」化。成長ポテンシャルの高い海外顧客ビジネスへの注力・強化。
以上
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