髙松コンストラクショングループが中期経営計画(2026年3月期-2028年3月期)を発表

概要

 ㈱髙松コンストラクショングループ(東証PRM1762)は、2025年5月14日、2028年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2026年3月期-2028年3月期)を発表した。

 2028年3月期の数値目標は、売上高4,200億円(2025年3月期実績3,466億円)、営業利益210億円(同114億円)、ROE8.1%(同4.7%)、とした。

施策
  • 川上・川下への事業領域の展開:建設業・不動産業のバリューチェーンにおいても「スマイルカーブ」が当てはまると捉え、現在の重心である「建設請負」を伸ばしつつ、より収益性の高い川上・川下へと事業領域の展開を進めていく。
  • 新たな事業領域の開拓:新たな事業領域への投資。例えば、都市の社会課題に対し「都市コミュニティー創生・再生」「サーキュラーエコノミー追求」「デジタルインフラ整備」の3つ観点から、グループが提供できる価値を見いだし、将来的な収益実現に向けた布石を打つ。
  • 事業ポートフォリオ最適化:既存事業プラスαの事業領域について、全体最適の観点からグループの人財・組織の再編成を行い、戦略的な資金配分を実施することで事業ポートフォリオの最適化をはかる。
  • グループ連携による事業基盤の強化・再構築:既存事業領域の強化や新規事業領域の開拓のため、グループ各社が保有する事業リソース(営業情報、ノウハウ、技術、専門人財など)のグループ内共有を進める。それら事業リソースの高度化、有効化のため、組織再編、人財投資、研究開発投資、情報システム投資などを加速させる。
所感

 同社は、グループ各社の無形資産の棚卸から、有機的な結合による新たなソリューションを開発するなど、ソリューション提供型企業への脱皮を目指している。また、バリューチェーンの拡張によって、建設物を媒介とした顧客の生涯利益を最大化するストックビジネスの実現・進化を目指している。M&A・アライアンスを含む同社の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆☆

中期経営計画の策定に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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