ティーキャピタルパートナーズが建設コンサルタントの㈱FCホールディングスに対する公開買付けの開始を発表

概要

 ティーキャピタルパートナーズ㈱(投資ファンド)は、2025年8月6日、建設コンサルタント事業を手掛ける㈱FCホールディングス(東証STD6542、2024年6月期純資産7,529百万円、総資産9,284百万円、売上高8,526百万円、営業利益1,135百万円)を完全子会社化することを目的とする一連の取引の一環として、FCホールディングスの普通株式を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。

狙い
  • 既存事業の深化:技術者陣容の強化を進め、中下流案件の再強化やFCホールディングスとして注力余地のある特定の国内地域における案件獲得強化を通じて、入札案件の拡大に取り組む。社内における専門技術者の育成や、特化型人材の中途採用、BIMやCIMをはじめとしたデジタル技術を活用した業務効率化、外部組織との提携や買収等についても推進する。
  • 新分野への拡張:建設コンサルタント事業以外の領域において、市場の魅力度やFCホールディングスの既存事業との親和性、競合環境等を勘案し、FCホールディングスとして今後特に注力するべき事業(再生エネルギー発電所等の開発に係る環境影響の事前調査等や、官公庁が発注者となる次世代インフラや行政のあり方等に係る調査案件等)を特定し、適切な経営リソース配分を実施していく。
  • 新たな核の創出:既存事業を通じてFCホールディングスグループとして獲得してきた技術力及びノウハウやデータ等を活用し、他業界との提携や協業による新規事業の創出にも可能な範囲で取り組む。
所感

 ティーキャピタルパートナーズは、東京海上グループを源流とする国内独立系投資ファンド運用会社であり、2019年には東京海上グループから友好的かつ発展的に独立。ティーキャピタルパートナーズは、PE投資の開始以来、「良い会社をもっと良い会社に」というモットーを掲げ、日本経済の成長を支える秀でた技術力や他社の追随を許さないビジネスモデル等、企業としての中核的能力を持ち、国内に主要な事業基盤を有する中堅企業を主な投資対象として投資活動を展開。ティーキャピタルパートナーズの今後のバリューアップ施策が注目される。

  • 挑戦度☆
  • 戦略度☆
  • 期待度☆☆

TCB‐14株式会社による株式会社FCホールディングス(証券コード6542)の普通株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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