CYBERDYNEが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

概要

 CYBERDYNE㈱(東証GRT)は、2023年6月30日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 IoH/IoT(ヒトとモノのインターネット)、ロボット、AIによるサイバニクス技術で医療、福 祉、生活、職場、生産を繋ぎ、社会が直面する課題を解決。

 HAL®(人の身体機能を改善・補助・拡張・再生するために研究開発された世界初の装着型サイボーグ)の医療機関等向けレンタル事業。医療分野での患者の身体機能改善/機能再生を目的としたロボット治療機器、介護福祉分野での自立支援を目的とした福祉機器や生活支援機器、介護施設や建設・工場など重作業現場での作業者に対する作業支援機器として人が装着して活用。

 個人向け医療サービス・ヘルスケア事業。サイバニクス治療、ロボケアセンター等における脳神経・筋系の機能改善プログラム、介護予防プログラム。

 AIを搭載した搬送ロボットや除菌・清掃ロボット「CL02」、心活動、脳活動、体温、SpO2、活動量など様々なヘルスケアデータを日常的に集積・解析・ AI処理する超小型バイタルセンサー「Cyvis(サイビス)」シリーズの製品化等。

強み
  • サイバニクス(人・ロボット・AI/情報系を中心として、脳・神経科学、人工知能、ロボット工学、情報技術(IT)、などの異分野を融合複合した新領域)技術を用いたサイバニクス産業の創出。
中期経営計画

 CAGR(年平均成長率)30~40%、とした。

リスク
  • 新しい事業領域のため不確実性が高く、多数の企業の新規参入による競争環境の変化により、計画通りに事業が進捗しない可能性。
  • 同社グループ製品の各国・地域での医療機器承認及び公的・民間の医療保険への収載が計画通りに拡大・維持できない可能性。
  • 資本・業務提携が当初の見込み通りの効果が得られない、又は出資先の経営状況の変化に伴う株式評価額が減少して損失が発生する可能性。
  • 製品の欠陥等により製造物賠償責任請求及びリコール等に伴う費用が発生する、又は同社グループ及び製品の社会的信用が低下する可能性。
  • 買収先の事業が当初の見込み通りに進捗しない、又は買収前の調査で把握できなかった問題の発生などにより、損失の発生や資金が回収できなくなる可能性。
  • 同社グループの企業行動規範で定める平和利用目的の事業領域から外れ、先進技術が人の殺傷や兵器利用を目的に利用される可能性。
所感

 同社2023年3月期業績は、2021年に買収した米国RISEグループ(外来理学療法クリニックの運営)の治療サービス拠点拡大等によるサービス収益の増大等により、売上収益が前期比53%増加した。今後、米国での医療・健康・ケア分野のサービス事業の進展、欧州・アジア向けのHALレンタルの継続的な拡大、日本国内での脳卒中・脊髄損傷の医療機器承認と保険適用、除菌清掃ロボットCL02の拡販、バイタルセンサーCyvisや光音響イメージングAcoustic Xの上市等により、同社の更なる飛躍が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する説明資料

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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