コプロ・ホールディングスが建設派遣の㈱トライトの株式取得(子会社化)を発表

概要

 ㈱コプロ・ホールディングス(東証PRM7059)は、2026年1月15日、建設業界向けの人材派遣・人材紹介サービスを提供する建設派遣・紹介事業、医療福祉業界向けの人材派遣・人材紹介サービスや介護施設向けICT サービス等を提供する医療福祉事業を手掛ける㈱トライト(2024年12月期資本合計27,845百万円、売上収益57,116百万円、営業利益5,186百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。

狙い

 トライト子会社の㈱トライトエンジニアリングは、自社求人サイト「施工管理ジョブ」を通したデジタルマーケティングにより、業界経験者を中心とした登録求職者の効率的な獲得に強みを持ち、全国に展開する拠点網により建設業界の幅広い顧客に対して人材派遣・人材紹介サービスを提供している。コプロ・ホールディングスは、トライトエンジニアリングを買収することで、コプロ・ホールディングスが築いてきたノウハウや顧客基盤にトライトエンジニアリングの強みや顧客基盤を取り込み、日本国内全域での顧客対応力を強化して受注機会の拡大を図るとともに、多様で質の高い派遣技術者を確保する。また、教育・研修ノウハウや管理体制を統合し、品質面での差別化を進めることで、技術者及び顧客の双方の満足度をさらに高め、スケールメリットを活かした顧客企業との関係強化や技術者の採用力の強化(処遇改善等)により、持続的な収益成長を目指す。

所感

 コプロ・ホールディングスは、コプロ・ホールディングスのパーパス「最高の「働き方」と最高の「働き手」を。」のもと、慢性的かつ構造的な技術者不足が顕在化しており、安定的な人材供給と高い専門性を兼ね備えた技術者の供給と定着が求められている国内建設市場における建設技術者派遣の領域で、規模と品質の双方において、圧倒的業界No.1を目指している。コプロ・ホールディングスは、その実現に向けて、技術者を第一に考えたターゲット企業への深耕営業をはじめとした強固な営業力を土台として、有料求人媒体を中心とした「ローコスト採用」の体制構築を進め、業界未経験者採用を主体とした若手人財の供給力を強みとしながら、技術者と顧客企業の双方にとっての満足度を表す定着率を伸ばすことに注力している。また、上記に加えて、慢性的な技術者不足が顕在化し、安定的な人材供給と高い専門性を兼ね備えたサービスを強く求めている国内建設市場に貢献するため、規模の拡大を実現する手段として、M&Aにより事業基盤を強化すること掲げている。本件M&Aは、コプロ・ホールディングスの経営基盤強化に資する戦略的M&Aであり、コプロ・ホールディングスの更なる成長が期待される。

  • 挑戦度☆☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

株式会社トライトエンジニアリングからの建設派遣事業譲受けを目的とした株式会社トライトの株式取得(完全子会社化)、特定子会社の異動及び資金の借入に関するお知らせ

以上

M&A・アライアンス組成の三澤公認会計士事務所

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