i-plugが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

概要

 ㈱i-plug(東証GRT4177)は、2023年6月15日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の開発・運営等。OfferBoxは、企業が採用したい学生に直接アプローチできる新卒ダイレクトリクルーティングサービス。

強み
  • 就活生の3人に1人以上が登録。
  • 業界初のオファー送受信数制限。
  • 企業からアプローチする仕組み。
  • 豊富な学生プロフィール情報。
  • 行動データを用いた機械学習。
  • 適性検査結果含む多様な検索軸。
  • 決定に導くナレッジと支援体制。
  • 成功報酬型×低価格。
中期経営計画

 2026年月期の数値目標は、売上高104億円(2023年3月期実績37億円)、営業利益17億円(同▲4億円)、とした。

リスク
  • 大規模なプログラム不良や自然災害、事故、不正アクセス、その他システム障害やネットワークの切断等予測不能なトラブルが発生した場合には、同社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
  • 不正アクセスや当社グループ関係者の故意又は過失によりユーザーの個人情報が流出する等の問題が発生した場合には、信頼の著しい低下、賠償金支払い等により、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
  • 優秀な人材採用及び育成の施策が適時適切に遂行されなかった場合、または役職員等の予期せぬ退職があった場合、経常的な業務運営等に支障が生じ、同社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
  • 主力サービスの「OfferBox」に加え、新たに若手向け転職プラットフォーム「PaceBox」の提供を開始し、同サービスを新たな収益基盤とすべく積極的に投資しているが、計画通りに事業が進捗せず、当初期待した収益が得られない場合には、同社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
所感

 同社は、就職・採用活動を、特定の軸に頼った確率論でのマッチングではなく、学生と企業の魅力を引き出す個別最適なマッチングとなるよう、プラットフォームの強化改善を進めている。本中期経営計画では、オファー型転職サービス「PaceBox」プラットフォーム確立のための投資を実行すると共に、法人向けサービス領域、個人のキャリア領域でのM&Aも検討していくものとみられる。同社の今後の更なる飛躍が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する事項

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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