概要
㈱ワキタ(東証PRM8125)は、2025年4月11日、2028年2月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2026 年2月期~2028 年2月期)を発表した。
2028年2月期の数値目標は、売上高1,110億円(2025年2月期実績923億円)、営業利益77億円(同63億円)、EBITDA161億円(同144億円)ROE5.0%(同3.9%)、とした。
施策
- 拠点ネットワークの拡充(建機事業):グループの空白地域を効果的に埋める。M&Aを推進。後継者不在企業の受け皿となり、ネットワークを拡大。
- 建設ICTの強化(建機事業):ICT施工のサポートを全国へ展開、ワキタCSS技術開発と連携し、ワンストップサービスを提供。
- DXの推進:柔軟な発想で様々な企業の強みをコーディネート。ワキタならではの建設ソリューションを創出し、人手不足の解消に貢献。
- デジタルマーケティング(建機事業):最新のICTソリューションや、顧客の課題解決に繋がる情報を発信。Webの取組を通じて、新たな顧客層の開拓を促進するデジタルマーケティングを開始。
- 仮設業界への進出(建機事業):グループ会社の大裕は、業界最多の仮設機材整備装置をラインナップ。ワキタのネットワークと営業力を活かして大裕の製品群を拡販。
- レンタル資産の稼働率向上(建機事業):地域特性に基づき、自社保有機械の適正配置を推進し、一層の稼働率向上を目指す。デジタルを活用することで、メンテナンス業務の効率を向上、自社保有機械の寿命を長期化し、修理費用の低減を行う。
- 拠点ネットワークの拡充(介護部門商事事業):介護機器レンタル事業の出店エリア拡大に向けてM&Aを推進。
- 介護DXの推進(介護部門商事事業):商社ならではのネットワークを活かし、介護DX商材にアプローチ、各社の強みをコーディネートし、ワキタならではの介護DXを実現。
- カラオケ周辺機器で新たな顧客と市場を開拓(SV部門商事事業):カラオケで取り扱う商材の販路を拡大。カラオケ周辺機器のひとつである液晶テレビの価格競争力を横展開し、自治体等へ販売するなど、販路の拡大を推進。
- リノベーションによる収益性の向上(不動産事業):稼働率に応じてリノベーションを実施することで、利用者の満足度も向上。
M&Aニーズ
- ネットワーク拡充
- 建設DXの強化
- 介護DXへの進出
所感
ワキタは、目指すべき姿として「お客さまと社会の課題解決に応えるソリューション提供カンパニー」を掲げ、業績伸長を通じて企業価値を向上させ、顧客と社会にとってなくてはならない存在となること、また、そのための成長戦略に加え、次世代のリーダー育成を柱とした人材育成の強化を目指す。成長戦略では、建機事業を中核事業、商事事業をチャレンジ事業として、店舗ネットワークの拡充とDX推進等に注力する。同社の今後のアライアンス施策が注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆
「2028 中期経営計画」(2026 年2月期~2028 年2月期)策定のお知らせ
以上