概要
㈱クレスコ(東証PRM4674)は、2024年9月10日、ITコンサルティング・サービス、情報システムの企画・設計・開発・保守サービス、情報システムの導入コンサルティング・教育サービス、デジタル変革対応・BCP対策の支援サービス、システム機器およびサプライ品の販売を手掛ける㈱高木システム(2024年3月期純資産446百万円、総資産784百万円、売上高863百万円、営業利益130百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
高木システムは、1988年の設立以来、IBMiのプラットフォームで稼働する電気・電子部品業界向けに特化した基幹システムTREEを提供しており、エンジニアの優れた技術力と問題解決力、TREEの優れた機能性と高い品質によって顧客との厚い信頼関係を築いている。
- 業務領域の拡大:両社製品を合わせたサービス提供により、ERPに匹敵するほどの業務領域をカバーすることが可能となる。
- 相乗効果:高木システムとクレスコの販売チャネル、サービス、ノウハウ、人財リソースを融合することによって相乗効果を生み出すことを目指す。
- リーディングカンパニー化:両社の販売チャネルを活用することによる販路の拡大だけでなく、日本のIBMiビジネスにおけるリーディングカンパニーとなることを目指す。
所感
クレスコは、エンタープライズシステム、金融システム、組込みシステム、AIシステム、モバイルシステムなどのITサービス事業と、顧客のDX実現を支援する製品・サービスのデジタルソリューション事業を提供している。本件M&Aは、IBMiをプラットフォームとするサービスの領域拡大に資するものであり、クレスコの今後のさらなる成長が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
子会社クレスコ・ジェイキューブによる株式会社高木システムの 株式取得(孫会社化)に関するお知らせ
以上