恵和が中期経営計画“DARWIN”(FY2023-FY2026)を発表

概要

 恵和㈱(東証PRM4251)は、2023年8月14日、2026年12月期を最終年度とする4か年の中期経営計画“DARWIN”(FY2023-FY2026)を発表した。

 2026年12月期の数値目標は、売上高290億円(2022年12月期実績211億円)、営業利益67億円(同55億円)、とした。

施策
  • 光学シート事業:液晶ディスプレイ(LCD)市場はタブレットを除き成長(一部のハイエンドモデル等でOLEDは採用されるもののLCD市場全体は拡大傾向)。 成長が見込まれる直下型ミニLED液晶、ノートPC/モニター、車載デバイス、VRデバイスに注力。上記注力分野をターゲットとして設備投資を継続。製品や用途及び販売先の多様化を計り、ボラティリティを抑制。
  • 地球の絆創膏事業:圧倒的な商品優位性で採用を増やし、普及をはかる。屋根補修用途での認知度向上と施工実績の蓄積により、既存工法を置き換えてシェアを獲得。施工能力と販路を持つパートナー企業を通じて効率的に販売を拡大。下水道、道路、鉄道などのインフラ補修用途での販売を開始。
  • 生活・環境イノベーション事業:市場が拡大しているクリーンエネルギー車向けの販売を伸ばす。新事業、将来事業を創出する(次世代型有機薄膜太陽電池(東大と共同開発中)、転倒時の衝撃を緩和する床材、医療用工程フィルム他)。ポートフォリオ改善と従来事業の効率化を進め、利益率を向上させる。
所感

 同社主力の光学シート事業は、中小型液晶ディスプレイ用の光拡散フィルム、直下型ミニLED液晶ディスプレイ用の複合拡散版等の拡販を進める。また、今後の成長が期待される地球の絆創膏事業は、屋根用保護シートの屋根補修でのシェア拡大、施工ネットワークの拡充、下水・土木分野での採用、海外展開の実現等が鍵となる。事業ドメインを絶えず見直し、ダイナミックに変革することを目指す同社の今後の展開が注目される。

中期経営計画策定のお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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