概要
㈱ロゴスホールディングス(東証GRT205A)は、2024年12月16日、新築注文住宅の設計・施工、住宅リフォーム・マンションリノベーション、不動産の仲介・売買、土木工事、マーケティング支援業務を手掛ける坂井建設㈱(2023年12月期純資産1,046百万円、総資産2,689百万円、売上高6,725百万円、営業利益320百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
坂井建設は、1948年に創業し、当初は公共土木・建築工事が主たる事業であったが、2006年に住宅事業を開始し、「洗練されたデザイン住宅を適正価格で提供する」をミッションとして、「ディテールホーム」に代表されるデザイン力の高いオリジナルの注文住宅ブランドを展開することで、現在は、新潟県内のハウスビルダーとしてトップクラスの施工実績と高い認知度を有している。ロゴスホールディングスは、坂井建設を買収することで、ロゴスホールディングスのデジタルマーケティング、DXオペレーション、仕入調達力及び人材開発力と坂井建設のデザイン力とを相互に活用、新潟県域におけるシェア拡大や、グループ全体の住宅事業の強化を目指す。
所感
ロゴスホールディングスは、「日本の家づくりをつくる。」を理念に掲げ、市場規模の中長期的に縮小が見込まれるなか、全国の地方工務店をM&Aにより、地域に根付いたブランドや優れた技術を継承し、各社の強みと課題を補うことにより、「地域固有のブランド・ノウハウを活かす、日本一のアライアンス企業」を目指している。本件M&Aは、ロゴスホールディングスの経営基盤強化に資する戦略的M&Aであり、ロゴスホールディングスの更なる成長が期待される。
- 挑戦度☆☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
坂井建設株式会社の株式の取得(子会社化)及び資金の借入れに関するお知らせ
以上