概要
マブチモーター㈱(東証PRM6592)は、2025年10月23日、精密小型モーター、モータードライバー及びコントローラー、並びに電子部品等の製造販売、自動化省力化機器、装置及びシステムの設計製作販売を手掛ける日本パルスモーター㈱(2025年4月売上高3,894百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
日本パルスモーターは、1952年の創立以来、「動かす」そして「制御する」をテーマに、独自技術による多彩なモーションコントロールを実現し、高性能な製品を、高精度が求められる医療機器、半導体、産業機械、防衛、宇宙分野等の幅広い最先端産業分野に提供している。更に、日本だけでなく、世界各国に生産拠点、販売会社を有し、顧客のグローバルで多様なものづくりに応えるネットワークと生産、販売体制も備えている。マブチモーターは、日本パルスモーターを買収することで、日本パルスモーターの最大の強みであるモーターと制御系システムを組み合わせたモーションコントロールに関する高度な技術力と医療分野及び産業機器分野での豊富な知見と対応力を活用、マブチモーターが掲げる3つのM領域(モビリティ、マシーナリー、メディカル)での事業領域拡大を目指す。
所感
マブチモーターは、2030年を最終年とする「経営計画2030」を策定し、その達成のための事業コンセプトとして「e-MOTO」を掲げ、自動車電装機器及びライフ・インダストリー機器に使用される小型直流モーターの製造・販売を主な事業として展開。「e-MOTO」は、多様な「動き=モーション」のソリューションを提供することで成長を目指す事業コンセプトであり、回転に留まらない多様な「動き=モーション」を通じて、ビジネス領域の拡大と付加価値向上の実現を目指している。本件M&Aは、モーションコントロールの高い対応力、グローバルな生産・販売体制の強化に資する取り組みであり、マブチモーターの今後の更なるM&Aアライアンス施策が注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆
精密小型モーター及びモーションコントロール製品メーカー日本パルスモーター株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
以上