概要
㈱千葉銀行(東証PRM8331)は、2024年9月6日、AIソリューションサービス、AI教育サービス、AIプロダクトの開発販売を手掛けるエッジテクノロジー㈱(東証GRT4268、2024年4月期純資産675百万円、総資産981百万円、売上高2,862百万円、営業利益101百万円)を完全子会社化することを目的とする一連の取引の一環として、エッジテクノロジーの普通株式を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。
狙い
- One to Oneマーケティングのさらなる強化。
- AIによる業務改革ならびにアライアンスへの展開。
- AIソリューションの提供も含めた「地域まるごとDX」の推進。
- AI事業を核として社会課題の解決に向けたソリューション提案の強化。
所感
千葉銀行は、普遍的な経営理念としてのパーパス・ビジョンのもと、DXによる最高の顧客体験の創造を通じた顧客とのさらなるエンゲージメント向上に取り組んでいる。2024年9月にデジタル戦略部内にグループ内のAI活用を統括する「AIソリューション室」を新設するなど、更なる態勢強化を進めており、顧客とのデジタル接点、千葉銀行グループの業務活動、顧客の業務活動、の三領域におけるAI技術の活用により、顧客体験のさらなる高度化を目指している。本件M&Aは、千葉銀行のAI活用を強力に推進する画期的なM&Aであり、今後の千葉銀行の競争力強化並びに一層の飛躍が期待される。
- 挑戦度☆☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
株式会社千葉銀行によるエッジテクノロジー株式会社の株式等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ(概要版)
以上