概要
㈱農業総合研究所(東証GRT3541)は、2024年9月3日、IoT/AI等による次世代施設園芸関連ソリューションの提供、次世代施設園芸による自社圃場の運営を手掛ける㈱NTTアグリテクノロジーとの資本業務提携を発表した。
狙い
- 農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する、規格外野菜などを活用した食品加工品の開発、流通、販売。
- 農業総合研究所が展開する事業において、農産物の流通量及び販売価格の適正化を実現する、ビッグデータなどを活用したAI需要予測システムの共同開発、展開。
- その他、両社協働による諸施策、新たなビジネスモデルの検討・推進。
所感
農業総合研究所は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的とした産直流通のリーディングカンパニーとして、全国で約90の集荷拠点を活用し、農産物の産地直送販売をスーパー(約2,000店舗)で実現した「農家の直売所事業」と、生産者から農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーに卸す「産直卸事業」を展開している。本件資本業務提携は、生産者と消費者をつなぎ、日本の食の安定供給や安全性の高い国産野菜の流通・拡大をめざし、農産物を通じた新たな価値の創造を目指す取り組みであり、同社の更なる成長が期待される。
- 挑戦度☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
株式会社 NTT アグリテクノロジーとの資本業務提携契約締結に関するお知らせ
以上