概要
㈱シーティーエス(東証PRM4345)は、2023年4月28日、2026年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)を発表した。
2026年3月期の数値目標は、売上高140億円(2023年3月期実績107億円)、営業利益36億円(同26億円)、営業利益率25%超(同24.9%)、ROE20%超(同16.6%)、とした。
施策
- 地場ゼネコンから広域ゼネコンへターゲット拡大
- 土木系から建築系へ対象顧客の業種拡大
- ハード主体のレンタルから、データ、コミュニケーション関連サービスの提供
- DDS事業(デジタルデータサービス事業)で築いた顧客基盤にSMS事業(測量計測システム事業)を展開
所感
同社は、建設業に特化したクラウドストレージサービス「Fileforce For Construction」及び映像サービスを主とした「DEクラウドサービス」を中心に商品開発・機能強化を継続している。今後は、ITインフラサービス(情報共有システム、回線サービス、固定IP電話サービス、ネットワークカメラ、遠隔作業支援システム、システム機器等)で獲得した既存顧客の深耕、新サービスの開発・提案等を通じた新規顧客の獲得が鍵となる。
以上
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