概要
㈱トップカルチャー(東証STD7640)は、2023年8月17日、2026年10月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2024年10月期~ 2026年10月期)を発表した。
2026年10月期の数値目標は、売上高181億円(2022年10月期実績209億円)、営業利益4.5億円(同▲1.5億円)、とした。
施策
- 書店の“リモデル”への再チャレンジ(収益性の⾼い店舗モデルの再構築)。
- 不採算店舗の早期撤退/新規出店計画。
- グループ企業との連携強化。
- ⾃社会員IDの構築。
所感
同社は、事業転換を目指し大幅な店舗改革及び業態変化を計画、2023年10月期は事業転換に伴う人件費等改装コスト発生、レンタル主体中型店舗閉店コスト発生、光熱費高止まり、備品等コストアップ等から営業損失▲7.7億円となる見通し。本中期経営計画期間は、収益性の⾼い店舗モデルの再構築を目指し、新規事業等へ挑戦、出版物取次企業を㈱トーハンへ変更、店舗運営DX化等を進め、不採算店舗の撤退を断行する。持続可能な書店創りへのチャレンジを掲げる同社の今後の取り組みが注目される。
以上
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