概要
㈱グリッド(東証GRT5582)は、2024年8月19日、公共・産業用太陽光発電システムの設計・施工・販売・O&M(オペレーションアンドメンテナンス)、省エネサービスのウエストエスコ事業、企業・地方自体向け電力販売を手掛ける㈱ウエストホールディングス(東証STD1407、2023年8月期純資産31,403百万円、総資産123,802百万円、売上高43,734百万円、営業利益8,499百万円)との業務提携を発表した。
狙い
グリッドとウエストホールディングスは、相互のノウハウを融合させることで、系統用蓄電所の用地選定、設計、工事、AIによる最適な運用までをワンストップで実現し、効率的かつ効果的な蓄電所の開発と運用を目指す。
- ウエストホールディングスは、メガソーラーから家庭用まで約70,000ヶ所という豊富な太陽光発電所の建設ノウハウを活かし、地域の特性を考慮した系統用蓄電所の設計、建設、工事を担う。
- グリッドはAI蓄電池制御最適化エンジン「ReNom Charge」と、電力会社との様々な取組み実績から得られたノウハウを活用して、AI 技術を用いた蓄電池の最適な運用を担う。
- 両社の協業プロジェクトとして、山口県長門市での蓄電所開発を計画しており、これを皮切りに2027年度までに蓄電池容量800MWh規模での系統用蓄電所の開発を目指す。
- 太陽光発電所の出力抑制による太陽光発電量の非効率利用や、昨今のAI・DX推進に伴うデータセンターの増設等による電力需要の増加など、系統用蓄電池の調整力に対する需要 が見込まれる領域に対して、新しいエネルギーサービスを構築・提供することを検討する。
所感
グリッドは、社会インフラ領域(電力・エネルギー分野、物流・サプライチェーン分野、都市交通・スマートシティ分野)にフォーカスし、エネルギー消費量の削減、輸送効率や生産効率の向上を目的とし、計画最適化(AI技術を、生産計画、輸送計画、材料開発、拠点配置計画、スケジューリング計画、適正価格設定など)に応用するサービスを提供している。グリッドとウエストホールディングスの協業プロジェクトとして、山口県長門市での蓄電所開発が足元で計画されており、両社の業務提携による今後の成長に注目が集まる。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
株式会社ウエストホールディングスとの業務提携基本契約の締結に関するお知らせ
以上