イーディーピーが中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を発表

概要

 ㈱イーディーピー(東証GRT7794)は、2024年5月10日、2027年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、売上高3,390百万円(2024年3月期実績757百万円)、営業利益560百万円(同▲213百万円)、とした。

施策
  • 同社子会社エス・エフ・ディー㈱が従来型デザインの宝石(ブリリアントカット等)を生産するとともに、新規デザインの宝石を開発・製造し、新たな市場を開拓する。新規デザインの宝石は、単位重量当たりの価格を低く抑え、今後大幅に普及が拡大するLGD市場の需要に適合することをコンセプトとする。
  • SFDは日本での宝石加工をも行い、「Japan Made Diamond」として販売する。日本及び東アジア地区では、日本ブランドの価値を創造できると見ており、同社で製造した原石を使って、このブランドを確固たるものにする。
  • 種結晶は、グジャラート州のインド現地法人が在庫を持ってインド市場に対し販売する。これによって、ユーザーの要望にきめ細かく対応できることから、同社種結晶の特徴である品質の良さを一層活かすことができると判断している。
  • LGD関係以外のビジネスは、同社が推進する。ダイヤモンドデバイス開発が進むと共に、大型ウエハへの要求が高まっており、同社は、その開発を中心課題として取り組む。実用的なウエハやエピ成長基板を製造するために大規模な投資が必要となる場合には、デバイス関連製品を集約化し、市場の要求に合致する製品を集中的に製造することも検討する。
所感

 同社は、LGD価格下落に伴う主力種結晶ビジネスの需給悪化等から直近業績が急降下。中計では、インドに現地法人を設立するなど、原石、加工等川下展開を強化する。また、ダイヤモンド単結晶は、サイズ拡大を進め、モザイク2インチウエハの早期実用化を目指す。同社の今後の挑戦が注目される。

  • 挑戦度☆☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆☆

2024年3月期決算説明資料

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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