概要
霞ヶ関キャピタル㈱(東証GRT3498)は、2023年10月3日、中期経営計画の数値目標の上方修正を発表した。
2025年8月期の修正後の数値目標は、営業利益200億円(1期前倒し)、当期純利益100億円(同)、とした。
背景
中期経営計画(2022年8月期~2026年8月期)の計画策定時点は、新型コロナウイルス感染症拡大による厳しい移動制限が継続中であり、アパートメントホテル事業や海外事業は保守的な想定を前提としていたが、2022年10月の外国人の新規入国制限見直しによる水際対策措置の終了や国内の行動制限が見直されたことでホテル需要は急速に回復、それに伴い同社アパートメントホテル事業も中期経営計画の想定を大きく超えた事業拡大を見込むことができるようになった。また、中期経営計画策定時には組み込まれていなかったヘルスケア関連施設開発が事業として本格的に発足した。更に、今期(2024年8月期)より海外事業を注力する。ファンド事業本部下に国際事業部を新設しオルタナティブ投資事業本部として新たに組織を改編、既存の取引先や投資家とのシナジーを図りつつ事業を拡充させる。
以上
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