概要
㈱NJS(東証PRM2325)は、2025年3月25日、上下水道事業に係るアウトソーシングサービス、上下水道関連ソフトウェア(料金管理、各種申請、ポータルサービス等)の開発・保守等を手掛けるCDCアクアサービス㈱(2024年3月期純資産22百万円、総資産72百万円、売上高15百万円、営業利益4百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
CDCアクアサービスは、上下水道事業に関する料金管理・各種申請・コールセンター等のカスタマー向けサービスを展開している。また、モバイルシステム(転居等手続、料金収納等)、スマートメーター、電子契約等の自治体DXサービスを提供している。NJSは、CDCアクアサービスを買収することで、NJSのコンサルティング及びソフトウェアサービスと、CDCアクアサービスのカスタマーサービスを融合、更なるカスタマー価値の創出と地域の上下水道事業の進展を推進する。
所感
NJSは、事業戦略の立案、調査・設計、管理と更新のマネジメント等を一貫して提供する「オペレーション・カンパニー」への転換によるインフラ管理の高度化を事業方針としている。また、地域のニーズに対応したインフラ運営を実現するためには、カスタマーサービスの強化により、市民やユーザーに着目した地域価値の創出が不可欠と考えている。本件M&Aは、NJSのソリューション強化に資する戦略的M&Aであり、NJSの更なる飛躍が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
CDC アクアサービス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
以上