ナイルが自動車販売修理の㈱パティオの株式取得(子会社化)を発表

概要

 ナイル㈱(東証GRT5618)は、2024年7月18日、自動車販売及び修理事業、自動車保険代理店事業を手掛ける㈱パティオ(2024年3月期純資産274百万円、総資産752百万円、売上高1,353百万円、営業利益21百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。

狙い

 パティオは、埼玉県及び東京都に複数の店舗を展開し、中古車販売事業を運営している。同社はパティオを買収することで、以下のシナジー効果の実現を目指す。

  • パティオは、中古車オートオークション会場にてこれまでの熟練した経験、ノウハウをもとに現地で仕入を行っており、品質の高い車両を適正価格もしくは比較的安価で仕入れる車両調達能力を有している。同社は、これまで同社が行ってきた業販在庫連携や中古車オートオークションによるオンラインでの車両仕入の調達手段の幅を広げ、同社の仕入体制を強化する。
  • パティオは自社整備工場を有しており、常時数百台の在庫車両を有しているため、グループでの保有在庫車両数を増加させ、顧客の車両選択肢を拡大させる。
  • パティオは、これまで一括決済取引が多くを占めているが、同社のサービスラインナップの取り扱いを開始することでマイカーリースを所望するような新たな顧客層の取り込みを強化する。
  • パティオのメイン店舗の所在地である埼玉県は、同社においても顧客数の多い地域であるため、更なる顧客の需要に応える。
  • 同社の持つDX推進に基づく業務生産性の向上や採用ノウハウの提供・連携・人材交流を行うことで、パティオの更なる企業価値向上を図る。
所感

 同社は、自動車産業DX事業において「おトクにマイカー定額カルモくん」の提供により、マイカー購買の不便を取り除き、顧客の手間暇を省力化するとともに、与信力の弱い個人も自動車金融商品の利用を可能にすることで新たな市場を創出している。本件M&Aは、同社ソリューションの強化拡大に資するものであり、同社の更なる成長が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆

株式会社パティオの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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