ファーストアカウンティングが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年9月)を発表

概要

 ファーストアカウンティング㈱(東証GRT5588)は、2023年9月22日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 経理AI事業(会計分野に特化したAIソリューション)。経理業務のAIモジュール「Robotaシリーズ」、請求書処理のプラットフォーム「Remota」、デジタルインボイス送受信サービス「Peppolアクセスポイント」。

強み
  • AIプロダクトの自社内開発体制:開発に必要となる教師データを自社で作成できるアノテーション体制を構築し社内のAIエンジニアがAIプロダクトを開発。
  • パートナーセールス体制:ダイレクトセールスに加え、コンサルティングファームやシステムインテグレーターなど幅広いパートナーシップを構築。
  • 経理帳票のアナログとデジタルの両面に対応:Peppolサービスプロバイダーとして認定されており、今後、紙・PDF・デジタルの請求書が混在するが、同社サービスですべて処理でき一元管理が可能。
中期経営計画

 2023年12月期の数値目標は、売上高1,217百万円(2022年12月期実績785百万円)、営業利益101百万円(同▲82百万円)、とした。

リスク
  • 類似のサービスの存在による価格競争による売上単価の減少リスク。
  • 常に新しいAI技術が生み出され、その技術がサービスの一部として提供されるリスク。
  • 既存顧客の解約リスク。
  • 同社が提供するサービスが他人の特許等の知的財産権を侵害するリスク。
  • 法令の改正により現状のサービスが法令の要件に適合しないこととなるリスク・請求書等の電子化が進み、将来的にAI-OCR技術が利用されなくなる可能性。
所感

 同社は、会計事務従事者の業務自動化に係る市場規模は4.5兆円に及ぶと試算。今後は、生成AIの研究とサービス化(既存サービスの高付加価値化、生成AIに関連する研究開発、生成AIによる意思決定支援)、 請求書送付サービスの開発、海外展開(外国籍の人材の採用強化、海外のアナログ請求書への対応、海外のデジタルインボイスへの対応)等を進めることで、更なる成長を目指す。同社の今後の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆☆

事業計画及び成長可能性に関する事項

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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