概要
SAAFホールディングス㈱(東証GRT1447)は、2024年11月26日、関東地区を中心とする場所打ちコンクリート杭工事を手掛ける㈱ユーシン(2023年12月期純資産590百万円、総資産1,357百万円、売上高1,724百万円、営業利益▲25百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
- 高い技術力を有するユーシンのノウハウを活用し、SAAFホールディングスの連結子会社である㈱サムシングの場所打ちコンクリート杭工事事業の拡大を目指す。
- SAAFホールディングスの建設テック事業との協業による新サービスの開発や、都市化が進む東南アジア、特に事業基盤を有するベトナムにおける基礎杭工事案件獲得、さらには他地域への拡大を目指す。
所感
SAAFホールディングスは、地盤調査改良事業として、連結子会社であるサムシングを中心に、戸建住宅や共同住宅、商業施設等向けの地盤調査・改良・土質試験、鉄道関連を得意とする土木造成工事や基礎杭工法、地盤保証および建設テック等、様々な地盤関連サービスを展開。本件M&Aは、SAAFホールディングスの地盤関連サービスの拡充に資する取り組みであり、新たな市場獲得やサービス領域の拡大が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
株式会社ユーシンの株式取得(連結子会社化)および特定子会社の異動に関するお知らせ
以上