概要
㈱タカミヤ(東証PRM2445)は、2025年1月16日、建築・土木用仮設機材及び建築・土木用機械のレンタル、販売を手掛ける日建リース㈱(2023年12月期純資産1,098百万円、総資産1,370百万円、売上高629百万円、営業利益34百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
タカミヤは、日建リースを買収することで、建設業業界のプラットフォーマーとして、業界が抱える人材不足や技能者の高齢化に伴う工期延長・遅延等の問題解決を目指す。また、中国地区での事業成長に加え、2022年に立ち上げた「Takamiya Platform」における、仮設資材の管理や保管、運送、レンタルサービスの拡充を目指す。
所感
タカミヤは、プラットフォーム事業として、ビジネスモデルの転換を推進し、フロービジネスからストックビジネスへの移行を目指している。本件M&Aは、タカミヤの業務効率や生産性向上に資するものであり、プラットフォームとしてM&A等のアライアンス施策含め、タカミヤの今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
以上