概要
㈱アドウェイズ(東証PRM2489)は、2023年5月2日、2025年12月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2023年12月期~2025年12月期)を発表した。
2025年12月期の数値目標は、営業利益30億円(2022年12月期実績16億円)、とした。
施策
- 博報堂DYグループとの協働深化により、クライアントへの提案力強化
- フルファネル・フルチャネルでの包括的なマーケティング支援
- 広告市場の未来を創る、プロダクトソリューションの開発を促進
- 「AMP(運用型広告支援システム)」シリーズによる、データドリブンマーケティングの実現
- 国境を越えたマーケティング支援
- 海外マーケティングや独自ソリューション強化によるブランド領域の拡大(以上、エージェンシー事業)
- チャネル×提供価値×アカウントの3軸で立体的に拡大
- UNICORN:あらゆるチャネルでのコミュニケーション最適化の実現、ユーザー識別に頼らない次世代のコミュニケーション最適化、国内での実証実験を元に再び世界へ
- JANet:アフィリエイト広告を新たな概念へアップデート
- AppDriver:生活者体験の向上×メディア収益最大化を実現するサービス開発の強化(以上、アドプラットフォーム事業)
- 広告事業以外での新たなソリューション、事業の多角化を推進(その他事業)
所感
同社は、博報堂DYグループとの協働を深化させつつも、引き続き、同社営業員が直接広告主へ働きかけ広告主を獲得する動きも強化していくものとみられる。同社は、インターネット広告業界では、価値を感じられない広告や不正な広告が存在し、ユーザーが広告を敬遠する一因になっていると分析。ステークホルダー全てにとって価値のある正しい広告、広告による新しい出会いによってセレンディピティに溢れる環境の実現を目指して、広告健全化への取り組みと本質的なソリューションの提供を加速させる。
以上
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