概要
テクミラホールディングス㈱(東証PRM)は、2023年10月19日、2028年2月期を最終年度とする5か年の中期経営計画(2024年2月期~2028年2月期)を発表した。
2028年2月期の数値目標は、売上高140億円(2023年2月期実績86億円)、経常利益14億円(同3億円)、ROE10.7%(同4.7%)、とした。
施策
- コネクテッド事業:aiwa事業の拡大とODMの収益性向上。グローバル生産体制の検討。
- AI&クラウド事業:AI事業の拡大。AIサービス&ソリューションの拡大とリソース戦略。
- ライフデザイン事業:ライフデザイン事業の深耕。CharaTech事業のストック事業化。新たなHealthTech事業の確立。ライフデザイン事業第3の柱の育成。
所感
同社の足元のコネクテッド事業は、2023年3月に拡張移転した中国の新工場が順調に稼働するなか、アフターコロナに向けた動きが加速、IoT関連のODM受注が拡大したことにより、売上高は前年同期比約1.8倍増収、黒字転換した。本中計期間は、TECH事業領域、DX Service事業領域を念頭に、30億円の事業投資及び20億円のM&A・ベンチャー投資を予定。同社の今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
以上
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