日本電解が事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年5月)を発表

概要

 日本電解㈱(東証GRT5759)は、2023年5月22日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 車載電池用・5G等回路基板用の電解銅箔の開発、製造、販売。

強み
  • 車載電池用銅箔は日本市場でトップシェアを確保、米国市場では高性能電池用素材でプレゼンス確保。
  • 回路基板用銅箔は世界トップクラスの品質を提供、高付加価値分野に注力。
中期経営計画

 2024年3月期の数値目標は、売上高206億円(2023年月期実績170億円)、営業利益▲6億円(同▲16億円)、とした。

リスク
  • 同社グループの生産活動において、エネルギー・資源価格の高騰は製造コストの上昇につながる。
  • 同社グループの製品は、高純度の銅材料を主原料としており、市況変動による製造原価への影響がある。
  • 外貨建て資産、負債、収益ならびに費用の円貨換算額は、為替相場の状況に応じて増減する。
  • 主要顧客への販売額が同社の連結売上高の過半を占めており、主要顧客の業績や購買方針の影響を受ける。
所感

 同社は、車載用LIB(リチウムイオン二次電池)の大容量・高出力化に伴い、車載電池用銅箔の需要拡大を予測。足元で米国子会社Denkai America Incカムデン工場で車載電池用銅箔製造ラインが竣工した他、米国新工場建設も計画。北米市場向け製品供給体制を確立し、市場シェアと収益確保を狙う。また、高速通信化が進む5G・IoT需要の高まりを受け、信号強度の減衰(伝送損失)を 最小限に留める高機能銅箔の需要も大きく成長すると予測。日本本社工場の回路基板用銅箔製造設備の生産能力を増強し、次世代ニーズを先取りする製品開発を強化することで、時代をリードする。同社の足元の業績は、メーカー各社の生産計画抑制等により苦戦するも、今後の生産能力増強と高付加価値化等により更なる飛躍が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する説明資料

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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