ユニチカが新中期経営計画「G-STEP30~2nd」を発表

概要

 ユニチカ㈱(東証PRM3103)は、2023年5月25日、2026年3月期を最終年度とする3か年の新中期経営計画「G-STEP30~2nd」を発表した。

 2026年3月期の数値目標は、売上高1,500億円(2023年3月期実績1,179億円)、営業利益70億円(同13億円)、ROE5%以上(同0.3%)、ROIC4%以上(同0.8%)、海外売上高比率25%(同23%)、とした。

施策
  • 高分子高付加価値品、サステナブル製品の販売拡大:エンブレムHGを頂点とする、独自の幅広いガスバリア製品群の販売拡大。高耐熱ポリアミドフィルム「ユニアミド」のラインナップ拡充と新用途への販売。「Uポリマー」「XecoT(ゼコット)」を始めとする高機能樹脂の展開。ケミカルリサイクルフィルム、リサイクル樹脂の生産と販売の拡大。
  • 高分子グローバル化の推進:インドネシア新機台での増産、グローバル販売体制強化。インドネシアでの高機能製品の生産とグローバル供給体制の確立。
  • 機能資材差別化製品のさらなる高付加価値化と拡販:高性能フィルター、特殊ガラスクロス、中空糸膜。
  • 機能資材グローバル展開促進:浄水用活性炭繊維製品、タスコ不織布製品のグローバル展開。
  • 機能資材構造改善による採算性向上:ポリエステル繊維の生産効率化、コストダウン。
  • 繊維不採算事業への抜本的対策:コスト削減と価格転嫁の実施、不採算事業の構造改善。
  • 繊維サステナブル素材・機能性素材の開発、販売促進。
  • 繊維グローバル生産体制・サプライチェーンの強化と二次製品ビジネスの拡大
所感

 同社2023年3月期業績は、価格改定と高付加価値品の販売伸長により増収も、価格改定を上回る原燃料価格高騰の影響を受け減益となった。セグメント別では、高分子事業が営業黒字を計上も、機能資材事業と繊維事業が営業赤字に転落した。本中期経営計画では、コスト削減及び価格転嫁の徹底、不採算事業の見極めを行い、事業ポートフォリオを再構築する方針を打ち出している。機能資材事業と繊維事業の黒字化を図るとともに、グローバルの生産・販売体制を整備することで、同社の成長が期待される。

2023年3月期 決算・新中期経営計画説明会資料

以上

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