出光興産が農薬のアグロカネショウ㈱に対する公開買付けの開始を発表

概要

 出光興産㈱(東証PRM5019)は、2024年11月12日、土壌消毒剤、害虫防除剤、病害防除剤等 農業薬品の製造・販売を手掛けるアグロカネショウ㈱(東証STD4955、2023年12月期純資産20,712百万円、総資産27,258百万円、売上高15,655百万円、営業利益1,378百万円)を完全子会社化することを目的とする一連の取引の一環として、アグロカネショウの普通株式を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。

狙い
  • 化学農薬において、製品ポートフォリオを相互補完し、出光興産及び子会社㈱エス・ディー・エス バイオテック並びにアグロカネショウの技術を掛け合わせることで、新剤開発を加速する。
  • 生物農薬において、開発から販売までのサプライチェーンをさらに強化し、出光興産及びアグロカネショウ双方で生物農薬事業の拡大を目指す。また、双方のライブラリや評価技術を活用した新規生物農薬の開発を促進する。
  • 化学農薬と生物農薬のベストミックスにより、提案力を強化する。
  • 製造・物流設備の共用、リソースの相互活用等による最適製造・物流体制を構築する。
所感

 出光興産は、燃料油事業、基礎化学品事業、高機能材事業、電力・再生可能エネルギー事業、資源事業、その他の事業を展開。循環型社会の実現に向けてバイオ・ライフソリューションを重点領域と設定しており、農薬事業の拡大を目指している。2011年6月に㈱エス・ディー・エス バイオテックをTOBして以降、出光興産のアグリバイオ事業部とエス・ディー・エス バイオテックが連携して、本領域の拡大を目指してきた。本件M&Aは、出光興産の農業事業の強化拡大に資する戦略的M&Aであり、出光興産の更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

アグロ カネショウ株式会社株式(証券コード 4955)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

関連記事

Random

  1. ファーマフーズが総合商社の伊藤忠商事㈱との資本業務提携を発表

  2. ソラストが中期経営計画(FY2025-2029)を発表

  3. 東宝が総合エンタテインメントの㈱バンダイナムコホールディングスとの資本業務提携を発表

  4. メタリアルが事業計画及び成長可能性に関する事項(2025年1月)を発表

  5. ウィルグループが中期経営計画(WILL-being2026)を発表

  6. ハリマビステムがセキュリティーシステム工事の㈱武蔵野通信の株式取得(子会社化)を発表

  7. デジタル・インフォメーション・テクノロジーが新中期経営計画(2025年6月期~2027年6月期)を発表

  8. 地盤ネットホールディングスが地盤保証の㈱ハウスワランティの株式取得(子会社化)を発表

  9. AViCがライバーマネジメントの㈱Spicaの株式取得(子会社化)を発表

  10. フィットネス・スポーツジム企業7社の経営戦略と今後の展望

Random

  1. アイルが中期経営計画(2024年7月期~2026年7月期)を発表

  2. ヤマハ発動機が新中期経営計画(2025~2027)を発表

  3. ミラタップが事業計画及び成長可能性に関する事項(2024年12月)を発表

  4. コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスが新中期経営計画「Vision2028」を発表

  5. ミライト・ワンが公共コンサルタントの国際航業㈱の株式取得(子会社化)を発表

TOP