芝浦電子が中期経営計画(2023年度~2025年度)を発表

概要

 ㈱芝浦電子(東証STD6957)は、2023年5月22日、2026年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2023年度~2025年度)を発表した。

 2026年3月期の数値目標は、売上高410億円(2023年3月期実績332億円)、営業利益76億円(同55億円)、営業利益率18.5%(同16.5%)、ROE14%(同12.7%)、とした。

施策
  • 製造工程の効率化:設備の配置、動線の見直し。工場シフトの多直化。改善活動や好事例の横展開。AIやロボットを導入して自動化。アルゴリズム内製化。
  • グローバル調達:リードタイムの短縮化。資材調達コストの削減。材料の現地調達の推進。環境に配慮した原材料の調達。
  • 品質保証:安心・安全で高品質な製品の提供。グローバル品質管理体制の確立。品質マネジメントの可視化。サプライヤーに対する、品質、安全性、工場内の工程の確認。
  • 製品開発方針:小型・薄型・高耐圧製品。小型大容量化の進む電動部品に「安全・安心・効率化」の提案。高温センサの新ニーズ開拓。計測温度域の広いワイドレンジ特性素子。自動化設備の対応(テーピング、エンボスキャリアテープ)。オートモーティブ推進。モーター用センサ標準化推進。
  • マーケティング:環境規制、エネルギー効率化に関わる分野、市場での拡大。
  • 顧客ニーズに沿った独自設計:開発段階から、使用環境や温度域などについての打ち合わせを重ね、課題を解決しながら、ニーズにあった製品を製造。
所感

 同社2023年3月期業績は、上海工場操業停止、原材料価格上昇、経費等増加等の要因から増収微減益となった。同社は、本中期経営計画で、省エネ家電(エアコン、電子レンジ、温水洗浄便座等)、環境対応車(EV車、HV車、PHV車・FCV車)、再生可能エネルギー発電、産業用ロボット、新規分野等に注力する方針。2011年の洪水被害以降操業を停止していたタイ国アユタヤ工場は、16%増床の上、2023年2月に竣工・稼働開始。温度センサ分野でのシェア拡大に向けた積極的な事業展開を進めることで、同社の更なる成長が期待される。

中期経営計画(2023年度~2025年度)策定のお知らせ

以上

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