ケイアイスター不動産が戸建分譲のホームポジション㈱との資本業務提携を発表

概要

 ケイアイスター不動産㈱(東証PRM3465)は、2024年9月19日、戸建分譲事業を手掛けるホームポジション㈱(東証STD2999、2023年8月期純資産4,150百万円、総資産15,074百万円、売上高19,849百万円、営業利益377百万円)との資本業務提携を発表した。

狙い

 ホームポジションは、静岡県を中心とした東海エリア及び関東エリアにおいて戸建分譲事業を展開し、その土地に合わせたデザイン・設計・間取りの家づくりで、周辺相場等を意識したお求めやすい価格でありながら、品質・性能・居住性を追求した住み心地の良い一戸建て住宅の提供を行っている。両社は、友好関係の構築及び技術・ビジネス面における相互補完効果の実現を目指す。

  • ホームポジションにおける、ケイアイスター不動産の設計・施工方針、グループ購買方針、標準積算方針、品質管理方針等のケイアイスター不動産のノウハウ・リソースを用いた事業開発及び事業プロセスの構築。
  • ケイアイスター不動産による、ホームポジションの関東エリア及び東海エリアにおける事業開発及び資金調達の支援。(建築費用の原価低減、及び、取引金融機関の開拓・紹介支援等を含むが、これらに限られない。)
  • 上記のほか、当事者が別途合意する事項。
所感

 ケイアイスター不動産は、2015年の東京証券取引所上場以降、全国各地への事業展開を積極的に進めている。事業エリアは盤石な地盤を持つ北関東にとどまらず、 埼玉・千葉・ 東京・ 神奈川・愛知・福岡など24都道府県、198箇所の営業所(2024年6月末現在)まで戸建分譲事業を拡大し、現在は「住宅供給数日本一 」を経営目標として、更なる成長を目指した事業展開を行っている。本件資本業務提携は、ケイアイスター不動産の事業エリア拡大及び競争力強化に資する戦略的資本業務提携であり、ケイアイスター不動産の更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

ホームポジション株式会社との資本業務提携契約の締結及び第三者割当増資の引受(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

関連記事

Random

  1. ジオリーブグループが内装工事の㈱丸西の株式取得(子会社化)を発表

  2. チエルが「第6次中期経営計画」を発表

  3. アルファポリスが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

  4. コンフィデンス・インターワークスが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年11月)を発表

  5. セカンドサイトアナリティカが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

  6. エフビー介護サービスが中期経営計画(2025年3月期~2029年3月期)を発表

  7. バリュエンスホールディングスが事業計画及び成長可能性に関する事項(2024年11月)を発表

  8. 三菱電機が画像処理検査装置のヴィスコ・テクノロジーズ㈱対する公開買付けの開始を発表

  9. インフォコムが中期経営計画(2023~2025年度)を発表

  10. アルバイトタイムスが中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期3か年計画)を発表

Random

  1. ノジマがPC企画製造のVAIO㈱の株式取得(子会社化)を発表

  2. 三菱食品が㈱キユ-ソー流通システムとの会社分割による物流事業の一部統合を発表

  3. ジェイ・エス・ビーが賃貸物件計画斡旋管理の㈱学生ハウジングの株式取得(子会社化)を発表

  4. メタリアルが事業計画及び成長可能性に関する事項(2025年1月)を発表

  5. 岡本工作機械製作所が総合商社の三井物産㈱との資本業務提携を発表

TOP