キングジムが「第11次中期経営計画(2025年6月期~2027年6月期)」を発表

概要

 ㈱キングジム(東証PRM7962)は、2024年8月1日、2027年6月期を最終年度とする3か年の「第11次中期経営計画(2025年6月期-2027年6月期)」を発表した。

 2027年6月期の数値目標は、売上高520億円(2024年6月期実績395億円)、経常利益28億円(同1億円)、ROE8%(同▲1.3%)、とした。

施策
  • カスタマードリブン:デザイン×デジタルを活用した新サービスとしてデザインデジタルプラットフォームを構築する。AI技術を取り入れ。顧客の「表示」ニーズをビジネスに結び付けることを狙い、幅広い作り手がサービスに参加できるプラットフォームの構築を目指す
  • 「隣の土地」へ:グループ各社の成長とグループシナジー強化のために、M&Aによるライフスタイル用品事業の更なる領域拡大を目指す。現状のステーショナリー、テプラ、オフィス生活環境用品、デジタル文具、スタイル文具、季節家電、キッチン家電、キッチン雑貨、家具等の領域に隣接するライフスタイル分野において、M&Aを推進するとともに、グループ会社間でのシナジーを高めることで、領域拡大を図る。
  • グローバル市場:既に拠点のある中国と、ベトナムを中心としたASEAN諸国を最重要地域とし、顧客のニーズに応えるための体制を構築する。現地で企画・デザインを行い、ローカライズした商品展開を目指す。海外販路を強化する戦略的M&Aを検討する。
M&Aニーズ
  • ライフスタイル分野(家具・雑貨・時計・アーティフィシ ャルフラワー・生活家電・ルームフレグランス等)のジャンル拡大
  • 海外(中国、ASEAN諸国)販路の強化
所感

 同社は、電子および生活環境用品・ステーショナリーなどの企画・製造販売およびこれらに附帯する事業活動を行う文具事務用品事業と、家具・雑貨・時計・アーティフィシャルフラワー・生活家電・ルームフレグランス等の企画・販売等を行うライフスタイル事業を展開している。本件中期経営計画では、AI技術を取り入れたデザイン強化や顧客とのコミュニケーション強化、事業領域の拡大、海外市場への強化進出など、カスタマードリブンをテーマに各施策が策定されている。M&Aによる商圏やサービス領域の拡大を含め、同社の今後の取り組みが期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆

中期経営計画について

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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