概要
日本コンピュータ・ダイナミクス㈱(東証STD4783)は、2023年11月10日、ソフトウエア受託開発を手掛ける㈱ジャパンコンピューターサービス(2022年9月期純資産383百万円、総資産840百万円、売上高2,401百万円、営業利益108百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
ジャパンコンピューターサービスは、システム開発、運用・保守を一貫して行い、安定した技術力と顧客企業からの信頼を背景に堅調な成長を続けている。取引先は、大企業及び大企業グループ会社が多いものの、同社の取引先との重複はほぼ無い。同社は、ジャパンコンピューターサービスを買収することで、同社及びジャパンコンピューターサービスがこれまで培った技術力や顧客基盤などを融合し、経営基盤を強化する。
所感
同社はIT関連事業の主要戦略として、既存ドメインの更なる深耕と大企業を中心とした新規顧客へのアプローチ強化、体制拡大とサービス提供能力を高める事業基盤の強化を打ち出している。本件M&Aは、同社顧客基盤及び事業基盤の強化拡大に資するものであり、同社の更なる成長が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
株式会社ジャパンコンピューターサービスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
以上
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