概要
㈱NexTone(東証GRT7094)は、2023年9月28日、音楽配信サービスの企画・運営、コンテンツ・サービスの企画・運営を手掛ける㈱レコチョク(2023年3月期純資産4,110百万円、総資産7,116百万円、売上高9,058百万円、営業利益▲378百万円)の株式の51.7%を㈱NTTドコモ、エイベックス・エンタテインメント㈱、㈱ソニー・ミュージックエンタテインメント、㈱JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、より取得し子会社化すると発表した。
狙い
- 楽曲管理の拡大。
- インディーズアーティストの発掘、活動支援。
- デジタル技術を駆使した新規ビジネスの創出。
- システム開発・保守・運用の効率化。
- システムエンジニアや営業チーム等の連携。
所感
同社は、中期計画における成長戦略として、既存権利者の管理範囲拡大(放送・有線放送、演奏権)、未開拓作品の管理受託(デジタルコンテンツディストリビューション業務における取扱原盤に収録された作品の管理受託、パッケージ音楽ソフトの販売力が強いアイドル系作品の管理受託、個人クリエイターとの契約推進)、カラオケ演奏の管理参入(公正で透明性の高い徴収・分配スキームを各所に継続提案)、を掲げている。本件M&Aは、同社成長戦略を強力に推進する戦略的M&Aであり、他株主との連携含め、同社の更なる飛躍が期待される。
- 挑戦度☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
株式会社レコチョクとの戦略的な資本業務提携及び連結子会社化に関するお知らせ
以上
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